【刑訴】 お薦めの基本書3
■刑事訴訟法
捜査に関しては最強。最高裁調査官を務められた(or務められている)エリート裁判官の方々(現・最高裁判事も2人おられる)が記された書籍で、 令状に関係する諸論点について詳細、かつ、非常に説得的な説明が為されている。しかも分かりやすい。
また、裁判官らしく、当てはめの要素・仕方も詳しく書かれており、これを実践すれば試験では好印象を与えるものと考えられる。
難点は価格が高いこと。あと、情報量が多すぎるきらいがあり、通読には向かない。
★公訴・公判・証拠
「これがお薦め!」と言える書籍は無いが、長沼範良 (著), 田中 開 (著), 佐藤 隆之 (著), 酒巻 匡 (著), 大沢 裕 (著)『演習刑事訴訟法』 の各設問の解説、および参考文献に当たる方法が、地道だが最も効率的な勉強のように思われる。
| 固定リンク
「学問・資格」カテゴリの記事
- 【民法】 権利者からの取得が明らかな場合の即時取得(2010.02.20)
- 【民訴・民裁】 処分証書に関する覚書(2009.12.03)
- 【余談】 修習で役立つ書籍・刑事編(2009.11.30)
- 【余談】 修習に役立つ書籍・民事編(2009.11.28)
- 【憲法】 処分に関する違憲審査基準について・その2(2009.02.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント