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2006年4月 3日 (月)

【刑訴】 お薦めの基本書3

■刑事訴訟法

★捜査
新関雅夫・著『増補 令状基本問題』

 捜査に関しては最強。最高裁調査官を務められた(or務められている)エリート裁判官の方々(現・最高裁判事も2人おられる)が記された書籍で、 令状に関係する諸論点について詳細、かつ、非常に説得的な説明が為されている。しかも分かりやすい。

 

 また、裁判官らしく、当てはめの要素・仕方も詳しく書かれており、これを実践すれば試験では好印象を与えるものと考えられる。


 難点は価格が高いこと。あと、情報量が多すぎるきらいがあり、通読には向かない。

 

 

★公訴・公判・証拠

 「これがお薦め!」と言える書籍は無いが、長沼範良 (著), 田中 開 (著), 佐藤 隆之 (著), 酒巻 匡 (著), 大沢 裕 (著)『演習刑事訴訟法』 の各設問の解説、および参考文献に当たる方法が、地道だが最も効率的な勉強のように思われる。

 

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