【民法】 特定と弁済の提供・その２

特定を図式的に表すと次のようになる。

┏━━特約による特定　――　特約による
┃
┣━━債務者の行為による特定
┃　　　┣━持参債務の場合　―　現実の提供が必要
┃　　　┣━取立債務の場合　―　分離・準備・通知が必要
┃　　　┗━送付債務の場合
┃　　　　　　　　　├（送付先がそもそも履行地の場合） 現実の提供が必要
┃　　　　　　　　　└（債務者の好意で送付する場合） 分離・発送が必要
┃
┗━指定権者の指定による特定　―　分離・指定が必要