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2006年5月31日 (水)

【法律学の基礎】 法解釈の基本姿勢

今日、資料を読んでいたら、とても印象深い言葉があったので紹介したい。


東大で知財を研究されている中山信弘先生の言葉である。


「法解釈としては、原則として、既定の条文から大きく乖離することはできない。法解釈とは、原則として法の予定した範囲内で、最良の解を求める作業である」

「財産的情報における保護制度の現状と将来」『現代の法 10 情報と法』〔岩波書店、1997年〕273頁より

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コメント

大変為になります。
これからもチョイチョイ覗かせていただきますね。

投稿: かたゆで玉子 | 2006年6月 1日 (木) 00:19

ありがとうございます。

このブログを開始して以来、初めてコメントを頂きました。
黙々と(?)書き込んでいた状態でしたので、嬉しいです。

有名論点から瑣末な問題まで色々とありますが、皆さんのお役に立てるような書き込みを続けていきたいと考えています。

投稿: shoya | 2006年6月 1日 (木) 22:33

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