【余談】 LL.MとJDについて
周知のとおり、大手事務所に勤めると、勤務してから数年後にLL.M取得のためにアメリカへ留学に「出される」ことが多い (JDのために留学する人はLL. Mに比べるとかなり少ない)。
今日は、このLL.MとJDについての余談を2つ。
■LL.Mは何の略?
結論から言うと、LL.Mとは、the Latin Legum Magisterというラテン語の略である。
英語で言うと、Master of Laws(法学修士)
である。
■What is an LLM?
http://www.llm-guide.com/what-is-an-llm
ちなみに、J.DはJuris Doctorの略である。
但し、Doctorという名称ではあるものの、博士号ではなく、学士号に相当する。
日本で言う法学博士はS.J.D(Doctor of
Juridical Science)と呼ばれている。
ところで、日本のロースクールを卒業すると、法務博士という学位が与えられるが、これも博士号ではなく、修士号相当である。
■アメリカのロースクールランキング
日本の大学受験で偏差値ランキング表があるように、アメリカのロースクールにもランキング表がある。
有名なものとしては、U.S.Newsのランキングがあり、現在の第1位は少数精鋭――特にハーバードと比べてだが――で有名な(?) イェール大学である。
■USNews.com: America's Best Graduate Schools
2007
http://www.usnews.com/usnews/edu/grad/rankings/law/brief/lawrank_brief.php
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