« 【民法】 466条2項但書の証明責任 | トップページ | 【民法】 94条2項類推適用について若干の補足・その1 »

2006年8月 3日 (木)

【余談】 亀田興毅選手について

昨日放映された、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦。
私も、素人ファンとしてテレビを見守っていました。


結果は、ご存知のように、亀田選手の判定勝ち。
但し、次のような記事が出されるくらいの判定でした。


asahi.com : 亀田勝った、観客「えっ?」 専門家「前半の貯金」…
http://www.asahi.com/sports/update/0803/006.html


個人的には、私も「えっ?」と思いました。
ですが、私自身はボクシングの素人ですし、スポーツ全般に言えることとして、審判には従わねばなりません(そう言えば、「悪法も法なり」というソクラテスの言葉がありますね……)。

また、専門家から見れば、客観的にあり得る判定だったのかもしれません。


ただ、ボクシングの判定の結果が、「そう簡単には素人の目には判断できない」、むしろ、「素人では勝敗の結果が全然分からない」、ということになってしまうと、ボクシング自体の人気が低下してしまうことになるのではないでしょうか?


スポーツをする場合でも、観る場合でも、ルールに透明性があり、かつ、ルールが適切に運用されていなければ、楽しむことはできません。


そして、少なくともプロスポーツは、観る側にとっては「娯楽」の1つです。
とすれば、この「楽しみ」を低下させるような出来事は可及的に回避しなければなりません。


勿論、現在のボクシング界は、亀田選手の人気によって支えられているようなものです(亀田選手以外で21時台に試合を放映されているボクシング選手は、恐らくいません)。


ですから、亀田選手という「生命線」を保護する必要性があるのは分かります。

この「生命線」を喪失することは、ボクシング協会にとっては恐怖でしょう。


ですが、昨日の試合結果は「木を見て森を見ず」だったのではないでしょうか?

亀田選手の「価値」を維持できても、ボクシングの「価値」そのものを失ってしまっては元も子も無いと思います。
また、そもそも亀田選手の「価値」を維持できたのかどうか……。


ところで。


翻って考えると、私が専門にしている「法」の世界は、素人の方にはかなり分かりにくく、専門家にしか分からないと言っても過言ではない状況です。

亀田選手の試合をもって、他山の石とすべきなのかもしれません。

|

« 【民法】 466条2項但書の証明責任 | トップページ | 【民法】 94条2項類推適用について若干の補足・その1 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/173023/11241230

この記事へのトラックバック一覧です: 【余談】 亀田興毅選手について:

« 【民法】 466条2項但書の証明責任 | トップページ | 【民法】 94条2項類推適用について若干の補足・その1 »