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2006年11月14日 (火)

【余談】 叱咤礼賛

しっ‐た 【 叱 咤 】
大声を張り上げてしかりつけること。また、 しかりつけるようにして励ますこと。「見習いの職人を―する」「―激励」。

http://dic.yahoo.co.jp/より

 

 

つい先日もご紹介致しました、サイバーエージェントの藤田晋社長のブログに、今日も興味深い記事がございました。

 

 

自信を持たせる|渋谷ではたらく社長のアメブロ
http://ameblo.jp/shibuya/entry-10019869729.html

 

 

藤田さんは、褒めて伸ばすマネジメントを実行しておられるようですが、同時に、次のように述べられています。

 


「もちろんにはきちん叱れなければいけない

 

 

ところが――従来から指摘されていることですが――この叱ることが難しい

 

 

「叱ること」は「怒ること」は異なります。

また、「叱ること」は「指摘すること」とも異なります。

 

 

そもそも、叱る場合、人は何か伝えるべきこと、是正すべきことがあるために怒っているのです。

単純に怒っている訳ではありません。

 

ですが、単に間違いを正したり、方向を修正したりすることが目的であれば、「叱る」必要性はありません。

その旨を伝えれば良いだけです。

 

つまり、単純な是正では足りない場合――例えば、是正効果を上昇したい場合、 同じ間違いを繰りかえす危険を防止する必要性が高い場合――に、叱る必要性が生じます。

 

 

ですが、「叱ること」 の背景にこのような必要性が存在するということは分かりにくいですし、伝わりにくいものです

 

何故ならば、「叱ること」は、相手方に大きなインパクトを与えるからです。

 

つまり、叱りと怒りは外形的に似ているため、多くの場合、叱られた相手方は萎縮するか、 逆に怒りを感じてしまいます。

 

その結果、叱られた相手は、程度の差こそあれ正常な思考ができなくなり、 叱りの背景に何かしらの客観的な必要性が存在していることに目が行きません。

 

こうなってしまうと、相手方は萎縮や憤怒を抱えたままに留まってしまいます。

そして、叱ることの目的であった修正や是正も達成できません。

 

ですが、これでは叱った意味がありません。

 

ですから、このような状態に陥らないように叱る必要性があるのですが……なかなかうまくできません。

 

以上のように、うまく叱るためにはエネルギーが必要です。

更に、叱られた相手方が萎縮したり怒ってしまったりした場合には、 状況回復のためのエネルギーが別途必要になります。

 

そのため、一般的に、ともすれば、叱ることを回避する傾向にあります。

 

叱ってくれる人がいるということは大変幸福な環境にいるということの証なのですが、 私達の多くは、それを理解してもなかなか納得できないのです。

 

自戒をこめて。

駄文失礼。

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