【余談】 私を動かす5冊の本・その1
誰にでも、「印象に残っている本」というものはあると思います。
もちろん、私にもあります。
今日は、その「印象に残っている本」の中でも、特に、私の行動指針―― 砕けた言葉で言えば日々の行動の"お手本"――になっている本を紹介させて頂きたいと思います。
これらの本は私の意識を規律し、規律された意識が行動を修正し、 修正された行動は結果に影響を及ぼしました。
その意味で、これらの本は、私の思考方法を変化させ、(大したことのない人生ですが)私の人生に多少なりとも影響を及ぼしたわけです。
そして、思考法を変化させることの重要性について、ジョン・C・マクスウェル(齋藤孝・訳) 『その他大勢から抜け出す成功法則』は次のように指摘しています。
「ところが、 なかなか夢を達成できない人に限って『考え方を変えずに結果だけを変えよう』とする。だが、そんなに”うまい話”があるはずがない。 イラクサを植えて、どんなに一生懸命に水や肥料をやって手入れをしたところで、トウモロコシが収穫できるわけがない。収穫物(結果) が気に入らないのなら、蒔く種(考え方)を変えなければならないのだ。夢を達成したいなら、成功するための思考法を『種』 から育て上げなければならない。」(22頁)。
「このまま 『思考法』を改善していけば、やがて私の『信念』に影響をおよぼし、その結果、『成功の可能性』が広がり、それは私の『生きる姿勢』 に影響を与え、次に私の『行動』に変化が表われ、よりよい成果を上げることができるだろう。そうなれば、私の『人生』 そのものが大きく変化していくはずである。」(51頁)。
ESPさんのブログでも紹介されていましたが(下記記事参照)、行動しなければ結果は変わりません。
カブトムシ :
2008年勉強の成果を出すには
http://espans.exblog.jp/7148892/
そして、行動を変えるための1つの方法が「思考方法を意識的に変化させる」というものです。
と言っても、何かしらの特殊な技法を用いる訳ではありません。
ただ単に"感化"されれば良いだけです。
陳腐な例ですが、ハードボイルドな映画を見た観客が映画館を出た後にハードボイルドな行動に出るようなものです (我ながら酷い比喩ですね(笑))。
村上春樹さんの小説を読んだ後にビールが飲みたくなるようなものです(これはちょっと違いますか(^_^;))。
サッカーの高原直泰選手がファン・ バステンに憧れたようなものです。
本の内容に感動し、影響を受ければ、自然とその内容を実行することになります。
名著・良書と呼ばれる書籍にはそういった人を動かす力があります。
そうであれば、その力を利用しない手はありません。
もちろん、残念ながら、本稿でご紹介する書籍が、必ずあなたに影響を与えられるものであるとは保証できません。
ですが、以下の書籍は、少なくとも私には多大な影響を及ぼし、また私にとっては掛け替えの無い大切なものです。 それは間違いありません。
以下の書籍があなたにとって、何かしらの参考になれば幸いです。
そして、私の拙文が、これらの書籍の価値を貶めないことを祈っています。
記事が長くなりましたので、とりあえずタイトルを先に示します。
各書の書評は別稿に書きたいと思います。
■私を動かす5冊の本
1. D・カーネギー『人を動かす [新装版]』
2. 池波正太郎『男の作法』
3. 斎藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』
4. 『夢をつかむイチロー262のメッセージ』
5. 伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』
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