音楽

2007年2月 5日 (月)

【余談】 TMN : TIMEMACHINE

TMN『TIMEMACHINE』

 

久々に、TMNのラストライブの 『TIMEMACHINE』を聴いてみたんですが、やっぱりとっても素敵です。

 

知らない方もかなり多いと思いますが、この曲は1994年の解散ライブの最終日の最後に、メンバーの3人(小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登)だけで演奏されたものです。

 

ボーカルの宇都宮隆さんが、小室哲哉さんのピアノ、木根尚登さんのアコースティックギターだけをバックに歌っています (ドラムもありません)。

 

 

確かに、宇都宮さんは、単純に音域などを見ると優れたボーカリストではないと思います。

 

B'zの稲葉浩志さんのように驚異的な高音が出せたり、声量があったりするわけではありません。

 

ですが、とても包容力のある大人の声です。

 

この人は、年を重ねるごとに声に艶が出てきて、「巧く」なってきたと思います(初期の声と聞き比べると、「声質」がかなり違います)。

 

特に、このライブ盤は2日間のライブの最後の曲だけあって、ほんの少し声がかすれていますが、それが逆に色っぽさを出しています。

 

また、小室さんのピアノもいわゆる小室サウンドではなく、『Still Love Her』 のときのような優しく寂しいメロディを奏でています。

 

そして、木根さんのコーラスも巧いです(この人はもともと芸達者ですが)。

 

久々に昔の曲を聴くと、その当時の思い出があっという間にメロディに乗ってやってきます。

不思議なものですね。

 

 

【追記】  ライブ版ではありませんが、以下のサイトで同曲を試聴できるようです。

Sony Music Online Japan : TM NETWORK : Welcome to the FANKS!
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/ES/TMNetwork/ESCL-2606/

 

そして、こんなベストアルバムを出していたんですね。知りませんでした。 早速注文します。

TM NETWORK『Welcome to the FANKS!』

 

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2006年12月11日 (月)

【余談】 妙なクラシック入門?

私が愛読している大久保先生のフィールドノートに、次のような文章がございました。

 

 

「栄松堂と同じフロアーのレコード店で、オットー・ クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団によるベートーベンの交響曲1番・7番のCD(東芝EMI)を購入。 本で充たされなかった購買欲を音楽で充たしたわけだが、『のだめカンタービレ』の影響があることは間違いない。オープニング・ テーマ曲の交響曲7番を、第1楽章(の一部)だけでなく、通しで聴いてみたくなったのだ」。

フィールドノート 2006年12月10日晴れ
http://blog.goo.ne.jp/ohkubo-takaji/d/20061211

 

 

 

大久保先生ではないですが、『のだめ』の効果はあちこちで生じているようですね。

 

私の住まいの近くにあるTSUTAYAでも、クラシックコーナーが拡充され、のだめとリンクした紹介がされています。

 

以前は閑散としたコーナーだったのですが(笑)。

のだめカンタービレ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%81%A0%E3%82%81

 

 

 

私は、普通の方よりはクラシックを好んでいる方だと思いますが、如何せん素人ですし、ちゃんと(?)聴き始めたのは最近のことです。

 

しかも、このように聴き始めた原因は、音楽そのものではなく、「人」でした。

 

たしか、立花隆氏の書評だったと思いますがグレン・ グールドに関する記事をたまたま目にし、「何だ、この奇妙な人物は?」 と思ったのが事の始めです。

 

グレン・グールド - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

 

YouTube - Gould plays Goldberg Variations Aria & var.1-7
http://www.youtube.com/watch?v=IJhs2tSoP5c&mode=related&search=

 

 

 

そして、グールドから始まり、 「帝王」カラヤン 「チャーミング」バーンスタイン 「振ると面食らう」フルトヴェングラー 「巨手」ラフマニノフ 「破壊者」ホロヴィッツ、ひいては、 「超絶技巧」パガニーニ、「ピアノの魔術師」 リスト 「天才」モーツァルトモーツァルトは元々好きでしたが)と、クラシックの世界の人々の、 その類稀なる才能と、奇妙な性癖にどんどん惹かれていったのです。

 

ホロヴィッツが爆音でショパンの『英雄』 を弾いている映像
http://www.youtube.com/watch?v=lGIR_9vWy4s
http://www.youtube.com/results?search_query=Horowitz+chopin+53&search=Search

 

エレーナ・クシュネローバが『英雄』を弾いている映像
YouTube - Chopin: Polonaise Op.53 (Heroic)

http://www.youtube.com/watch?v=qwqYnDxWd_c&mode=related&search=

 

YouTube - Karajan - Beethoven Symphony No. 9 : Part 1
http://www.youtube.com/watch?v=O2AEaQJuKDY

 

YouTube - Bernstein Candide Overture - Simon Rattle, BPO
http://www.youtube.com/watch?v=m-w-wCRzlm8

 

 

 

つまり、完全に音楽そっちのけでクラシックに興味を持った訳でして、 本格的なファンの方からすれば非難轟々かもしれません。

 

 

 

また、私は村上春樹氏の本が大好きなのですが、村上氏はクラシックを大変に好まれます。

そのため、小説やエッセイなど、あちこちにクラシックに関する記述が出てくるのですが、この方の文章には、 クラシックについて全くの無知の私でも、ついついクラシックを聴きたくなってしまうような魔力があります(村上さんの文章を読んでいると、ビールが飲みたくなったり、ウィスキーを飲みたくなったり、 クラシックを聴きたくなったりと、大変です(笑))。

 

 

このように、紆余曲折して(?)、現在、クラシック音楽を聴くようになった次第です。

 

 

そして、好きなCDは幾つかありますが、印象的だったのは、カルロス・ クライバーがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したベートーベンの交響曲第5番いわゆる『運命』)です。

 

第5番は、日本で生活していれば、誰もがこれまでに1度は冒頭部分を聞いたことがある超有名曲ですが、いや、 こんなに美しい音楽とは知りませんでした。

 

冒頭部分しか聞いたことが無い方は、是非、1度、お聞きになられてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、このCDには、冒頭の日記で大久保先生がお聞きになりたいと仰っている『のだめ』のオープニングテーマ:ベートーベンの交響曲第7番も収録されています。

 

 

ただ7番は、上記CDに収録されているものよりも、同じくクライバーの下記CDに収録されている別の演奏(ライブ録音)の方が評判が良いです。

 

尚、下記CDのうち、左が国内版、右が輸入版で、輸入版はSACD(スーパーオーディオCD)です。

但し、輸入版はハイブリッドCDでもあるので、通常のCDプレーヤーで――勿論、通常のCDの音質ですが――聞くことができます。

 

SACDとは 【Super Audio CD】 - 意味・ 解説 : IT用語辞典 e-Words
http://e-words.jp/w/SACD.html

Super Audio CDとは - はてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Super%20Audio%20CD

 

  

 

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2006年11月 4日 (土)

【余談】 Basic Element

今、久しぶりにBasic Elementの『star tracks』というお気に入りのCDを聴いているんですが、 このBasic Element、もう、ほとんど日本では発売されていないのでしょうか(;゚Д゚)!?。

 

 

 

確かに、曲風とボーカルがコロコロと変わるユニットで、しかもマイナーな存在ではありましたが……。

 

Basic Element(多分、オフィシャルサイトです
http://www.basicelement.se/startsidanlist.asp

 

Basic Element
http://www.danceartistinfo.com/basic.htm

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2006年10月 5日 (木)

【余談】 ユンディ・リー

最近、良く聴いているCDの1つに、ユンディ・リーの『ポートレイト』があります。

 

私はクラシック自体は好きですが、それ程詳しい訳ではありません。

 

ですから、全くの素人の感想なんですが、彼の演奏は一音一音がとても丁寧です。

あと、指が速いです。フジ子・ヘミングで聞き慣れていた耳からすると、驚異的に速い(笑)。

 

第14回ショパン国際ピアノコンクール優勝者ですから、 当然と言えば当然かもしれませんが……。

 

 

ユンディ・リー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%AA

 

ChopinWeb: ショパン幻想即興曲 Yundi Li plays
http://chopin-chopinweb.blogspot.com/2006/09/yundi-li-plays.html

彼の演奏を無料で視聴(≠試聴)できます。

 

 

フジ子・ヘミング - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%B8%E5%AD%90%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0

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2006年9月10日 (日)

【余談】 最近のお気に入り

最近、聴いているCDです。全くの余談ですいません。

『Female in Jazz』


サラ・ヴォーンの『My Favorite Things』のような王道も収録されていますが、ホリー・コールの『I can see clearly now』などポップな曲も収録されています。

 


SUEMITSU & THE SUEMITHのCD2枚




 

 

KREVA 『Have a nice day!』

元Kick the Can CrewのLittleが同名の曲を出していたような気がしますが……。

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2006年7月30日 (日)

【音楽】 Susan Cagle

Susan Cagleという歌手の紹介です。完全に余談です。


ネットでたまたま知ったんですが、ニューヨークにSusan Cagleという女性歌手がおられます。

彼女はニューヨークの地下鉄でストリートライブをしていた(いる)のですが、そのストリートライブの模様をそのまま収録したのがこのCDです。


ストリートライブですから、基本的に道行く人が耳にするのはわずか数小節です。

その間に、足を止めてもらい、チップ(と言うのでしょうか?)を「払わせなければ」なりません。

そのため、とってもメロディアスな曲が多いです(下記サイトで試聴できます)。


SUSAN CAGLE
http://www.susancagle.com/


地下鉄の音楽。『Susan Cagle / The Subway Recordings』
http://catsberryrecords.at.webry.info/200605/article_8.html


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